清水寺

世界遺産に登録されている、「清水寺」。音羽山中腹の三重塔、清水の舞台で知られる本堂、奥の院などが、壮大な伽藍を形作っている。崖の上に造られた舞台を支える柱には、釘が1本も使われていないという。清水の観音として平安時代以来多くの人々が参拝。仁王門、西門、三重塔は、いずれも重要文化財。

八坂神社

厄除け・疫病退散・商売繁昌のご利益がある神社として親しまれる、京の街の守り神「八坂(やさか)神社」。

東福寺

月輪山(つきのわやま)山麓にある臨済宗東福寺派の大本山。本尊は釈迦如来、広大な寺域に伽藍、塔頭を有しる。紅葉の名所として知られ、境内には約2,000本の楓があり、特に「通天橋」からの眺めは圧巻。

伏見稲荷大社

商売繁盛・五穀豊穣の神として信仰を集め、全国約3万にものぼる稲荷神社の総本宮。本殿背後の稲荷山には多数の祠や塚が点在し、奉納された朱色の鳥居がいくつも続く「千本鳥居」は圧巻。千本鳥居を抜けた先にある「おもかる石」石灯籠の前で願い事をし、灯籠の頭の石を持ち上げて、予想より軽かったら願い事が叶う、重かったら叶わないとされている。

長谷寺

鎌倉時代以前からあったと伝えられる古寺。本尊の十一面観音は高さ9.18mで、木造の仏像では日本最大級といわれる。観音堂が建っている平地には、見晴らし台が設けられ、鎌倉の海や長谷の町並みが見渡され、三浦半島まで望むことができる。鎌倉三十三観音第4番。鎌倉七福神の大黒天。

高徳院

鎌倉大仏の名で親しまれている。大仏の高さは11.31m(台座を含めると3.35m)、重量約121tあり、現在の金鋼仏は1252年(建長4)に鋳造が始められ、仏像としては鎌倉で唯一の国宝に指定されている。完成当時は全身に金箔が施され、大仏殿内に安置されていたが、その後に地震や津波で大仏殿が崩れ、露座の大仏になっている。境内には、大仏を詠んだ与謝野晶子の歌碑のほか、3基の文学碑が立っている

報国寺

足利家時が開基、天岸慧広が開山で、1334年(建武1)の創建と伝えるが、上杉重兼が開基ともいわれる。本堂の裏手は見事な竹林で「竹の寺」として有名。